カブトモカテゴリ [ビジネス] 103件 が該当しました                 満足度平均順
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タイトル 徹底抗戦
最新レビュー ライブドア事件から3年、ついに堀江氏本人から事件に言及する著作が出版されたのでさっそく読んでみました。
読めば読むほど、彼は既得権を持つ大きな権力に潰され、スケープゴートとして祭り上げられたという感が強くなってきます。
逮捕された容疑は粉飾決算でしたが、どう考えても実刑を科すような罪ではなく、やはり社会的なバイアスがかかっていたのだと思います。
地道に働きお金を貯めるのを美徳とする従来の日本人的価値観を持つ人にとって、著者がいくら本書で株取引などの自己正当性を訴えていても、出過ぎた杭が打たれたって話だけじゃないの?と一蹴されてしまうのではないでしょうか。
株は危ない、あるいは株で儲けた金より汗水垂らして稼いだ金のほうが尊いという偏見を持つ人が多いこの国では、アップルやグーグルのようなベンチャー企業が生まれないのはあたりまえなのかもしれないという危惧を感じました。

とくに興味深かったのが、SBIの北尾社長が強引に面会してきた話。
気鋭の青年実業家としてマスコミに祭り上げられていたホリエモンに接触し甘い汁吸おうとしていた連中が、逮捕されたとたん手のひら返すさまが露骨に暴露されています。
ボク個人は堀江氏擁護派でもなんでもないんですが、アンチホリエモンな方々にこのエピソードだけは是非知っていてもらいたいです。
作成日時 04月10日 03:25
満足度平均 4.00

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タイトル 効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法
最新レビュー 滅多に本を買わない私が思わず買ってしまった1冊。ベストセラーになるだけあって勝間さんの知的生産術が余すところなく披露されている。頭とPCをフル活用して頑張ろうと思わせる本です。
得にフレームワークを使って、1%の本質を見極めるという部分は参考になる。
作成日時 03月08日 11:00
満足度平均 4.00

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タイトル 問題解決ファシリテーター―「ファシリテーション能力」養成講座 (Best solution)
最新レビュー 入社して間もないときの会議で、決まった人しか話していなく、本題と比べ議論が少し脱線していて、時間の無駄であると考えていたので、なんとかしたいなと思い、この本を読みました。

ロジカルシンキングの勉強もしていたのですが、実践では活かすことができなかったので、この本で実践できたという感じです。

ファシリテーションは促進という意味です。
議論が円滑にいくように持っていく、就職活動でグループディスカッションというものがあったとはありますが、ファシリテーターとはあの司会みたいなものです。

入社間もない人間が会議で司会者になるわけないのですが、議論が脱線したら元に戻し、だんまりしているようなら、自らの考える打ち手を言って議論を活発させる。
それは誰でもできること、しなければならないことなのでこの本は会議が時間の無駄と考える方、また上司に物が言えない方が読んでみるととても参考になると思います。

知識編⇒技術編⇒応用編⇒実践編の4章構成となっているのでロジカルシンキングの本を読んだ後であれば難しくない内容だと思います。

ただこの人の言い回しが固いのが気になります。
大前先生と同様。
まあ、ビジネス書にそういうことは求めてはいけないのでしょうけど。

問題解決、ロジカルシンキング、ファシリテーション、クリティカルシンキングこれらに共通するのはMECEでしょう。
これができないと仕事は厳しいと思うので、常に考えていきたいものです。


この人の最近の本であるロジカル・ディスカッションのほうがお勧めできますが、入り口としてはこの本が一番いいです。
作成日時 03月28日 12:28
満足度平均 4.00

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タイトル 脱税のススメ -改訂版-
最新レビュー
最近、改めて研究しているのが税金のシステム。

とくにFXやCFDをやられている方は、過去に悲惨なケースもあることだし、知識として最低限勉強しておくべきだろう。

http://www.fxhikakujp.com/

わりと面白かったというか、目から鱗だったのがこの本。

最初は本屋で立ち読みで十分だと思ったけど、時間がなかったのでつい買ってしまった。

著者は国税庁に10年勤めた元国税調査官であるが、「できるだけ税金を払わない方がいい」と言い切るっているからスゴい。

えっ、いいのかよ、そんなイリーガルなこといっちゃて?みたいな。

もちろん、この本はあからさまに脱税を奨めているのではない。

今までの主な脱税事件の紹介、脱税法の分類、合法の節税法の紹介から、宗教法人とか例のFXの脱税主婦、タックス・ヘイブンに至るまで、幅広い分野をおさえている。

脱税のシステムを知ることで、 結果的に税金徴収のシステムを知ることができるわけだ。

ある程度予想していたとはいえ、国税OBの存在と癒着が酷いねー。

税務署や国税局の考え方、何を基準にして動いているかということを知れば知るほど、これほどいい加減なものはないと思えてくる。

象徴的な話が西原恵理子の「脱税、できるかな」に書かれてあるので、興味のあるかたはそちらを読んでください。

法律や経理業務をしっかり勉強している人ならとくに驚くに値しないかもしれないが、「税金は支払うのが当然」と考えているボクのような真面目な一般庶民(笑)はぜひ一読をお奨めしたい。

我々が税金に対して抱いていた固定観念が、一気に崩れることうけあいだ。

ちなみに本書に記載していある全ての手口は、既に国税庁がマークしているので、本気で脱税を考えている人は注意が必要デスw
作成日時 08月09日 03:43
満足度平均 4.00

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タイトル アンディ・グローブ[上]―修羅場がつくった経営の巨人
最新レビュー トレーダーの中には「巨万の富を稼いでやる」という野心が渦巻いている人が少なくないと思うけど、その上で「世界を変えてやる」という大志を持っている人がどれだけいるだろうか。

どっかのTV番組ではないが、金銭欲だけでは決していい仕事ができないw

アンドリュー・グローブほどの高いIQの持ち主であれば、トレーダーとしても難なく成功したと思うが、彼ならばその資本でさらにうえの世界を目指しているだろう。

日本でIT企業者というと、ヒルズに住んでチャラチャラしているというイメージがあるが、彼から受ける印象はそういった成金っぽさは一切なく質実剛健そのもの。

上巻下巻合わせて723ページにも及ぶ壮大な伝記を読んで、柄にもなく生きていくうえでの社会的貢献なんてことを考えさせられた。

今までやりたいほうだい好き勝手に生きてきて、いろんな国に行ったけど、そんなんじゃ本当に人生を謳歌しているとはいえないんだよね。

たとえ、BNF氏のように何百億稼いだって真の満足感は得られないのではないかと。

当然のことながら、アンドリュー・グローブはBNF氏を凌ぐ社会的に成功した大金持ちだが、羨ましいと思うのは、その功績と人徳によって多くの人に尊敬されていることだ。

彼の経営者としての才覚は、ナチスによるホロコーストの経験、地獄のような日々で目覚めたといわれるが、そのカリスマ性は、同じハンガリー出身の亡命者である稀代の投資家ジョージ・ソロスを凌ぐものがある。

本書はアンドリュー・グローブの人生に焦点が当てられたもので、インテルの経営スタイルを勉強するには、グローブ自身が↓の書籍を奨めている。

Christensen, C.M.(1997) The Innovator’s Dilemma When New technologies Cause Great Firms to Fail, Harvard Business School Press.(玉田俊平太監修,/伊豆原弓訳『イノベーションのジレンマ 技術革新が巨大企業を滅ぼすとき』翔泳社,2001年)

梅田望夫氏も述べているが、本当に頭のいい人ってグローブのような人物を指すのだろう。
作成日時 08月03日 07:38
満足度平均 4.00

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タイトル 僕の起業は亡命から始まった!―アンドリュー・グローブ半生の自伝―
最新レビュー 世界屈指の半導体メーカーとして知られるインテルのCEO、アンドリュー・グローブの自叙伝。

著者の経営者としての手腕はすでに絶大な評価を得ているが、インテル創業云々の記述はほとんどなく、ハンガリーに生まれてからアメリカへ亡命、大学卒業するまでの半世紀が軽妙な筆致で綴られている。

ユダヤ人であることから激しい差別、納得できない理由で監禁されたり、 新聞など言論の自由がなかったり、 砲撃を逃れるための地下室での生活など、渡米前の第2次大戦期、共産主義下のハンガリーでの生い立ちの壮絶さはまさに筆舌に尽くしがたいものがあったようだ。

死を身近に感じる過酷な経験を乗り越えてきたからこそ、執念深さや集中力、気性の激しさ、カリスマ性などが根付いたのだろう。 。

パラノイアと称されるグローブだが、ここで失敗すれば後がないという恐怖を、生き残るための強力なモチベーションとしているところが興味深い。
作成日時 08月03日 06:05
満足度平均 4.00

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タイトル 金融工学を勉強しよう
最新レビュー 難解な数式が使うことなく、シロートでも理解しやすいようにやさしく金融工学、および「ブラック=ショールズモデル」を解説している。

会話仕立て&イラストの多さで、基本的なデリバティブ商品の仕組みはわかるようになっている。

世界金融危機で欲に取り付かれた大手投資銀行の経営手腕が批判されているが、金融工学そのものには罪は無いのだ。

オプション取引とはなんぞや?と質問されたときにトレーダーとして恥をかかないよう本書で勉強しておきたい。
作成日時 08月02日 16:49
満足度平均 4.00

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タイトル なぜ投資のプロはサルに負けるのか?― あるいは、お金持ちになれるたったひとつのクールなやり方
最新レビュー 著者はアナリストではなく外資系の銀行員。
文章のテイストも外国人かぶれのシニカルなもの。
人気ブロガーでもあり、その内容も焼き直しにすぎないのだが、彼のブログを読んだことがない人なら一読の価値あり。
上から目線のクールな語り口に反感を覚えるかもしれないが、目から鱗的な鋭い経済分析はさすがと思わせる。
ただ、自称、欧米の大学院で教鞭を取ったり、世界的な雑誌に学術論文を発表したり、外資系投資銀行のクオンツをしている割には、ロバート・キヨサキの『金持ち父さん貧乏父さん』を推奨していたり、若干の胡散臭さがある。
第6章の「投資よりも上司にゴマすって働いたほうがお金は増える」というくだりは著者が自分にいいきかせているように思えてならない。
株式市場をコイン投げ大会に例えるなど、どこかで聞いたような話も少なくないが、個人的にはとくに合成の誤謬の箇所が印象に残った。
すべての人が経済合理的に活動すると、誰も無駄遣いをしないので景気はどんどん悪くなり、みんながインデックス運用をするので株価が適正値にならなくなるという話。
経済が活性化するには人は経済非合理的に行動しなければならず、不条理なカオス的混乱によって世界はバランスを保っているというのは皮肉だ。
作成日時 04月27日 21:15
満足度平均 4.00

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タイトル 社長失格―ぼくの会社がつぶれた理由
最新レビュー 本書はまぎれもなくノンフィクション本なのだが、成功から自己破産に至るまでの過程はよくできたノアール小説ように感じた。
社長よりも小説家になったほうがいいのではないかとアドバイスしたくなるようなほどドラマチックに書けている。
起業したいと思っている人は必読。
本書を読了して、凡庸な自分には社長業は絶対に無理だと悟った。
著者は生まれながらにして企業家なのだろう。
自分の過去の失敗をネタして、再び表舞台にのし上がるというそのバイタリティには感服した。
作成日時 04月20日 01:32
満足度平均 4.00

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タイトル バフェットの株主総会
最新レビュー ネブラスカ州オマハでは年に一度世界で最も有名な株主総会が開かれます。

ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイの株主総会がそれ。

本書では、著者が参加した07年と08年のバークシャーの株主総会の様子が克明に描かがれてます。

まずこの本はよくありがちな”バフェット称賛本”ではないですね。

投資の失敗談や、バークシャーの抱える問題点も過不足なく書かれていて、数あるバフェット本の中でもバランスのとれた内容となってます。

今回の金融危機における損失でバリュー投資家としてのバフェット氏の評価は著しく下落してしまいましたが、そのような世間の風評を気にせずあいかわらず本人はその投資スタンスを貫いているのが素晴らしいですw

印象に残った一言。

「人生でいちばん重要な仕事は、子どもを育てること」

なるほど。

読み進めていくうちに投資家バフェットよりも、人間バフェットとしての軸の振れのなさが鮮明になってきます。

ゆえに株式投資に興味の無い人でも楽しめる内容になっているのではないでしょうか。

土井英司さんや小飼弾さんらがブログで絶賛していたのも素直に頷けますね。
作成日時 04月18日 22:23
満足度平均 4.00

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タイトル 「長期」「分散」「最適」で考える世界一シンプルな投資法
最新レビュー マネックス証券CEOである松本大さんの執筆なさった2章「第二章 世界のプロに教わった投資の本質」が興味深く読めた。

「自分がある情報を入手して、マーケットの動く方向を予想した時、自分の思った通りにマーケットが動かなかったとしましょう。それは自分の入手した情報が間違っていたか、情報の分析・解釈を間違えたか、あるいは自分の知らない他の情報がもっと多くあるということです。マーケットよりも自分が正しいと考えてしまう、マーケットの中で謙虚さを失ったトレーダーも何人も見てきましたが、みんな自滅していきました。トレーダーは謙虚で、臆病でなければいけないのです」

ダニエル・カーネマンがノーベル経済学賞を受賞した行動ファイナンス理論。
人は投資活動において経済合理的ではなく、感情的な判断をしてしまうというもの。
「損きりできない」というのも感情的な判断で過ちを犯す最も典型的な行為だろう。
その弱点を克服するためにあるヘッジファンドではドローバックというシステム化された自動見切りルールを使っているらしい。
トレーダーのポジションが含み損の20%を下回ると自動的にロスカットして壊滅的な損失を回避してくれるという仕組み。
このルールを徹底させないと今の相場では生き残れないと感じている。
つまり、勝つためにはうまく負ける必要があるのだ。
作成日時 04月10日 03:30
満足度平均 4.00

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タイトル ウェブ時代 5つの定理 この言葉が未来を切り開く!
最新レビュー 格言や、海外の経営著名人の発言をまとめた本。
一つ一つの言葉に重みがあり、チェックを入れていたら本が付箋だらけになってしまいました・・・。

アップルやグーグルの発言が多いですね。章として、グーグリネスと言うカテゴリで割り当てられてるから当然かもしれませんが。
作成日時 09月15日 08:10
満足度平均 4.00

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タイトル 投資の科学 あなたが知らないマーケットの不思議な振る舞い
最新レビュー いろんな分野の専門家の話が紹介されていて、どの話も株取引に関係あると言うか、株取引に応用できそうな、、感じで、、役立つと言うか、、考えさせるといった方がいいのか、、まあ、そんな感じの本です。
作成日時 09月14日 18:38
満足度平均 4.00

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タイトル マッキンゼーをつくった男 マービン・バウワー
最新レビュー 「ファームのディレクターやパートナーが論じるべき唯一の議題は、どうすればクライアントにより良いサービスをを提供できるか、ということだ。よりよいサービスが提供できれば収入は増える。だが収入にこだわったらクライアントを失い、結局は収入も失う」。経営の本質だと思う。
作成日時 08月30日 09:10
満足度平均 4.00

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タイトル あしたの発想学 (かに心書)
最新レビュー この本を読むのは多分、2回目。岡野社長の言葉は分かりやすく、モノづくりの現場の様子や、取引先との駆け引きの様子が伝わってくる。社会の仕組みを知る上での入門書。
作成日時 08月21日 23:08
満足度平均 4.00

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タイトル 下を向いて生きよう。
最新レビュー あの「千円札は拾うな!」のワイキューブの社長の本。読んでみて、この人に対する考えが変わったというか、Amazonの書評を読むとこの人の人生観が変わったようにも思える。
 「人は、最初からできることには、喜びや幸せを感じられない。」
 「最も幸せなのは、実は買いたいけれど買えないものがあることなのだ。」
 「私は彼ら(社長として成功している人たち)が成功できたのは九割以上は『運』だと思っている。」
等、あまり頑張り過ぎずに、今の自分を幸せにするアイディアが参考になる。
作成日時 08月20日 00:13
満足度平均 4.00

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タイトル 誰も書かなかった松下幸之助 三つの素顔
最新レビュー 松下幸之助を身近に知る人が人間味溢れるエピソードを交えて語る幸之助論。やはり経営者たるべきものこうあるべきという点が参考になる。
作成日時 08月19日 23:53
満足度平均 4.00

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タイトル 決算書の暗号を解け! ダメ株を見破る投資のルール
最新レビュー 読みやすい会計本として出色。
著者は会計士&アナリスト経験者であり、さらに大学院で粉飾や会計操作を専門とする教授に指導を受けているためそのあたりの説明もしっかりしてる。
ただ、市場は利益の質はあんまり気にしないんだよね。
作成日時 06月23日 20:50
満足度平均 4.00

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タイトル グーグル革命の衝撃 (NHKスペシャル)
最新レビュー Googleのビジネスモデルの詳細と
彼らが今後何を狙っているのかについて書かれた本。

著者はNHK取材班なので結構客観的な内容で
Googleを賛美するようなものではなく、
Googleが検索を独占するリスクについても警鐘を鳴らす。
グーグル八分こわいよこわいよ。

Gmail使うためにログインしていると
ログイン中の検索結果は保存されているんですよ!
ぐへへへ。
作成日時 04月29日 16:00
満足度平均 4.00

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タイトル 「俯瞰」でわかる決算書
最新レビュー 決算書の入門書としては実践的で秀逸。投資家にはお薦めかも。
作成日時 04月28日 21:59
満足度平均 4.00
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