涼さんのレビュー 一覧
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タイトル 私は株で200万ドル儲けた (ウィザード・ブックシリーズ)
説明 2002/12/28
パンローリング
ニコラス・ダーバス,Nicolas Darvas,長尾 慎太郎,飯田 恒夫
レビュー 「マーケットの魔術師」のトレーダー達の何人かが
この本を推奨していたので読んでみました

プロのダンサーである著者が
市場での経験を重ねながら独自に編み出した
伝説のボックス理論をかたる
18ヶ月で200万ドル(1960年前後の200万なので2007年で言えば1300万ドル)を稼いだことから
このタイトルに・・

ボックス理論自体はあまりにもシンプルであり
横横相場や下落相場では通用しないかもしれませんが
強い上昇相場でなら爆発力を持ちうる考え方だと感じました
書いてあることはすごくシンプルですが
シンプルであるがゆえ力強い理論・・
個人的にはそう感じました
作成日時 11月02日 21:53
満足度
カテゴリ 和書


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タイトル ただマイヨ・ジョーヌのためでなく
説明 2000/08
講談社
ランス アームストロング,Lance Armstrong,安次嶺 佳子
レビュー チャリに乗って3週間でフランス一周
4000キロで途中にアルプス山脈登り下りのおまけつき
地獄のレース ツールドフランス
そこで7連覇した著者の人生が語られています
(本の中では2連覇まで)

私はトレードで勝つ期間があったとしても
すぐ調子に乗ってしまい
勝利がずっと続くことがありません
じゃあずっと勝ち続けてる人はどういう風に考えて臨んでいるんだろうか?参考にしよう!
そういう観点から常勝アスリートの本を多数集めてみました
その中にあったのがこの一冊です

順風満帆の人生かと思いきや、この人は25歳で睾丸癌になってしかもそれが他に転移して死亡率5割以上の状態から見事生還 
抗がん剤と入院生活からくる体の衰えも克服し
周囲の悲観的予測をよそにツールドフランスに初優勝します

癌になってからはスポンサーに契約を切られたり
精子が作れなくなるので精子バンクに連れられていき
激しい頭痛の中
その施設の薄暗い部屋で中古のエロ本見ながらさみしくオナnをしたりと(そのくだりは本当にかわいそう)
この世の地獄を見ますが

もちまえのど根性で克服します
膨大な量の医学書を読み自分に最適な医者を納得がいくまで探して全国を駆け巡る等

読んでいく中で
この人は負けん気の塊で本当に勝つこと・生きることに飢えている
それが常勝につながっているといことが
感じ取れました
執念・執着心こそが大事だと
そういう気持ちを日々の相場師生活では少しは持てるようになりたいと思います

他のレビュアーの方が書いていたと記憶していますが
ランスとは日本語で槍の意味
名前がその性格を現している人だとありました
正にそんな感じ
奴は槍です

印象に残った言葉
「ツールドフランスの勝利者と言われるより癌生還者と言われたい。」
生きるっていろいろ重いけどカコイイかもしれないと
一瞬感じられました
作成日時 11月03日 00:24
満足度
カテゴリ 和書


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タイトル 欲望と幻想の市場―伝説の投機王リバモア
説明 1999/04
東洋経済新報社
エドウィン ルフェーブル,Edwin Lef`evre,林 康史
レビュー 20世紀最高レベルの投機家
ジェシー・リバモアのインタビューを基に書かれた
投機の古典的名著

値動きを捕らえる感覚をうまく表せており
数度にわたる破産と復活をおりまぜた
彼の経験から導き出される
アフォリズムは必見ですね!!

一部抜粋すると

「俺が大きく儲けられたのは、決して俺の頭脳によるのではなく、相場に腰をすえてじっくりと居座ったからだ。」

「相場を正しく判断するのは決して難しいことではない。~相場の判断にすぐれ、かつ辛抱強い人というのはなかなかいない。それは習得するのが最も難しい技だと思う。しかし投機家としては、このことをしっかり習得して初めて大きく儲ける事ができるのだ。」

「強気相場では、株を買って後は上昇局面がそろそろ終わると確信するときまで持ち続けることが肝要だ。そのためには個別銘柄に関する情報や要因ではなく、相場全般の状況を把握しなければならない。」

ページを開くたびに箴言が溢れていることに気づきます。
作成日時 11月02日 21:05
満足度
カテゴリ 和書
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