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 タイトル  レビットのマーケティング思考法―本質・戦略・実践
 説明  2002-12
 ダイヤモンド社
 セオドア レビット
 カテゴリ  和書
株本カテゴリ
ビジネス(1)
 満足度平均  5.00  レビュー数:[ 1 ]人
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レビュー コトラーと共にマーケティングの第一人者とされている
レビットの本です。

誰でも読めるマーケティング本だと思います。

コトラーだけが先行して読まれている感じがしますが、
レビットの言っているマーケット近視眼はとても的を得ているのでコトラーと共に読んでみるとマーケティングを深く知ることができると思います。

コトラーはセグメント重視の合理的なマーケティングに対し
レビットは顧客情報重視のマーケティングであると考えています。

ドリルを買う人が欲しいのは「穴」であるという言葉は
非常に有名な言葉です。

どういうことかと言うと
昨年4分の1インチ・ドリルが100万個売れたが、これは人びとが4分の1インチ・ドリルを欲したからでなく、4分の1インチの穴を欲したから売れたということを表しています。
(レビットが実際言ったのではなくレオ・マックギブナ(間違っていたらごめんなさい)が解釈したようです)

この本はレビットのこのような理論はもちろん。
一番よかったのはマーケティング・マトリックスで
マーケティング志向とはどのようなものかを紹介していることですね。

簡単に言うと
縦軸・・・会社志向
横軸・・・顧客志向

とあり、顧客志向と会社志向は、対立しないと評価しています。

会社のためだけに働くと顧客のためにならない。
顧客のためだけに働くと会社のためにならない。

両方が揃ってマーケティングが成り立つことが書かれています。

本当は
T.レビット マーケティング論のほうを紹介したかったのですが分厚いので、読んでいない方にはつらいかと思ってこちらを紹介させていただきました。

図書館でもあると思うので気軽に読んでみてください。
満足度
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2010-03-23-05:56 クリポ&グリフィン Amazonで見る  他のレビューを見る
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